Positive-真なる素直-

「素直な人が1番だよね」
「素直な方が友達に恵まれるよ」
「素直な方が生きてて楽だよ」

とは言いますが、そもそも「素直」とはどういうことでしょう。

・ひがんだ所がなく、人に逆らわないこと。
・心が純真さを失っていないこと。

「人の言うことをなんでも聞いて、それでいて逆らわず、純真でい続ける。」

果たしてこのように我慢して振舞って、何が残るでしょうか。

人に慕われるでしょうか。
人に愛してもらえるでしょうか。
人にもっと自分を見てもらえるでしょうか。

答えは否、というよりも「人にどうでも良い存在と思われる」ことが強くなってしまった、というのが個人的な人生観でした。

もちろん「素直に生きよう」という考え方自体は素晴らしいものだと思います。
しかし、「その結果人にどう見てもらおう」と『期待』した瞬間、無駄になることも多いのではないでしょうか。

そもそも、『期待』することなんかやめましょう。

信じるから裏切られるんです。

「不幸前提、幸せだったならラッキー」くらいに思っておけばいいのです。

例えばなんとなく期待せず人と巡り会って、その結果大切だと実感できた方が幸せはより大きく、より予想外に感じられるのではないでしょうか。

「期待ハズレだ!」
「裏切られた!」
なぞ、そもそも存在しないのです。
あなたが勝手に期待して、勝手に絶望しているだけです。

僕には恋人がいます。
もちろん仲がこじれる前提でこうしたことを書くのではないのですが、人間関係は元々「人は離れて当たり前」「一緒に居られること自体がとんでもないイレギュラー」くらいに思っています。
離れて当たり前だと思っているからこそ、より今一緒であるという喜びを感じたいのです。

「そういえばいつも一緒だったなぁ」という人間関係こそ大事にしていきたいな、と毎日のように思います。

「少し捻くれて、なおかつ素直にポジティブに生きる」という自分の生き方を文章にしてみました。

読んでいただきありがとうございます。