Whereabouts-存在と行方-

「周りの人が生きている」ということを僕たちは普段どのように感じ取っているでしょうか。

声を聞いたり、文章を読んだり、会ってみたり、親しい人ならば触れ合ってみたり。

Twitterというマイクロブログを始めて5年以上経ちますが、其れを通していろんな人を眺めてきました。

不思議なことに、好きな人ほどインターネットから消えてしまうことも多く、その度に寂しい思いをしてきました。

もちろん何か他に居場所を見つけて、本人が元気でやっているのなら其れはとても喜ばしいことです。

しかし、自分の視点から好きな人を観測出来ない以上、それは僕の中では「親しい人の死」なのです。

辛いのなら仕方ありません。
飽きたのなら仕方ありません。
見たくないのなら仕方ありません。

勿論自分の個人的な欲望に過ぎないのは承知ですが、好きな人には居なくなってほしくないのです。

無理に生きろとは言いませんが、たまに元気な姿を見せてくれると本当に嬉しいです。
責めて何も言わずに逝くことは止めてください。

人間である以上、出会いの後に別れてしまう事は避けられないものですが、「あの人今頃どうしているんだろうな」という想像の中身が幸せであることを切に思います。